タイトルのとおりなのですが、セルにテキストを入力するたび、セルの上下に謎の枠線が画面端まで表示される不具合が発生しました。罫線みたいにファイル自体に書き込まれるのではなく、画面を切り替えると枠線は消えますのでそれほど実害はないのですがとにかく鬱陶しい。
どうせMicrosoft Updateの影響だろうと諦めの境地で調べてみたらやはりそうでした^^;
とは言え今回は同時に修正パッチも配信されていましたのであまりMicrosoftを責めることもできませんね。
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この事象の原因はExcel 2016 のセキュリティ更新プログラム (KB4011050) です。ただしこれはOfficeの脆弱性を解消するためのものなので消してはいけません。
ではどうするかと言うと同時に配信された更新プログラム (KB4011165)を適用するのです。
前者が「セキュリティ問題の修正プログラム」なのに対して後者は「重要な更新」なので、WSUSで管理している企業や学校で管理者が一方のみしか承認していない場合には起こりうる事象でしょうが、個人のユーザの場合は両方一緒に入ってくるるのが基本なのでそうそう怒らないかと思います。なんかのはずみで一方しか入らなかった、ということもないとは言えませんが。
その場合は、手動で (KB4011165)をインストールすれば解決します。(多くの場合はしばらく立ち上げてから再起動すればインストールを促されるかと思います。)
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これら更新プログラムが入っているか分からないときは[コントロールパネル]‐[プログラム]‐[インストールされた更新プログラムを表示]から確認することができます。